モーターとエンジン

ラジコンの基本は、模型本体を、電波を利用してコントロールすることですが、動く模型には動力が必要になります。
その動力は、「エンジン」か「モーター」かということになります。

ラジコンカー・ラジコン飛行機・ラジコンヘリはそれぞれ「エンジン」で動くものと「モーター」で動くものがあります。
動かすための燃料またはバッテリーも必要になります。

では「モーター」が適しているか、「エンジン」が適しているか、ビギナーはどちらがいいのか？ ということですが、実際、入門は「モーター」でも「エンジン」でも、どちらでも構わないのです。 ここで、モーターとエンジンの比較をしてみたいと思います。

モーターとエンジンの比較

	メンテナンス	コスト	パワー・スピード	走行・フライト音
モーター	○	○
エンジン			○	○

取扱（メンテナンス）やコストの面から考えますとモーターの方が優れていますが、パワー・スピード・走行やフライト時の音などが実機に近いなど、エンジンの方が優れている点も多くあります。
また大きなパワーを必要とする「ラジコン飛行機」「ラジコンヘリ」はエンジンが主流となっています。

エンジンの優れているところとして、燃料を補充すれば「いつでも動く」ということです。
モーターの場合は、バッテリーへの「充電時間が長い」事と、連続走行をする時は「バッテリーをいくつも用意する」などもあります。

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送信機や受信機など

次に必要なのがラジコン本体に命令を送る「送信機」と、その電波を受け取る「受信機」です。
受信機で受信した命令を実行して、エンジンやモーターの回転を調整したり、進む方向を指示する「サーボ」も必要です。

送信機	模型に電波で命令を送る装置
受信機	送信機から送られた電波を受信する装置
サーボ	送信機から送られたエンジンやモーターの出力（スピード）や方向などの命令を実際に模型に伝える装置
クリスタル	電波の周波数を変える

上記によりラジコンは電波を使うということが解った思います。
「クリスタル」の種類を変えることで、発信できる電波と受信できる電波（周波数）を変えることができます。
それにより、多くの人が同時に操作した時に心配となる誤動作を回避することができます。